必須課題各自治体に共通することですが、市内中心部は多くの市民が利用するため道路接続が良いです。しかし市町村を跨ぐ道路はうまく繋がっていなかったり、抜け道を通らねばならなかったり、幹線道路があっても通行量に対して車線が不足するなど、至る所でミッシングリンクが発生しています。

それが幹線道路の渋滞の原因となっています。更には渋滞を避けようとする車が生活道路に入り込み、大変危険な状態になっている通学路が目立ちます。

昭和の時代と違い、市民は市内中心部へ集まるだけではなく、近隣市町村へ仕事・買い物・外食するなど生活範囲は広まっています。しかし市民税で作る市道は多くの市民が利用する市内中心部に多くの税金が投入されているため、ミッシングリンクを解消するには県道や国道の出番となります。

それらの多くは昭和の時代から「都市計画道路」として計画されてきましたが、50年以上経過した今でも未整備区間が多い多い。しっかり整備することにより生活範囲が拡がり、商工業も進出し易くなり、基幹バスが走るなどの変化が生まれます。計画的に1つづつ解決していくことにより、生活し易さ・住み易さが向上し、人口減少時代であっても生き残ることができます。

都市部だけでなく、地方を守るための必須課題だと私は受け止めています。

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